テントと帆布の透光性の違いとは?フィラメント糸とスパン糸の光の通り方と明るさを比較

フィラメント糸キバタとスパン糸キバタの透光の差

公開日:2024年3月27日 / 更新日:2026年6月9日

テント生地(フィラメント糸を使用)とフラット帆布(スパン糸を使用)は、太陽の光などを通した際の「透光性(光の通り方)」に明確な違いが生じます。
結論から言うと、テント生地は光を均一に通すため日陰の空間が明るく鮮やかな印象になり、フラット帆布は糸の特性上光にムラができやすく、少し重厚で落ち着いた雰囲気を作ります。店舗のオーニングや庇(ひさし)を選ぶ際は、単なる色の好みだけでなく「光が当たった時にお店全体がどう見えるか」を考慮して使い分けることが、理想の空間作りのカギとなります。

熊谷 熊谷
お客さんから店舗の庇(ひさし)の生地選びで相談されてるんだけど、『テント生地』と『フラット帆布』で迷ってて。どちらも同じ赤色なら、日差しが当たった時の見え方も同じなのかな?
川畑 川畑
なるほど・・・理解しました。実はそこ、空間作りにおいてすごく重要なポイントなんです!生地のベースとなる糸の種類(フィラメント糸かスパン糸か)によって、光を通した時の明るさやムラ感が全然違ってきます。実際の写真を見比べながら、お店の雰囲気に合わせた正しい生地の選び方をご説明しますね!
この記事のポイント
  • テント生地とフラット帆布の「光の通り方」の違い
  • 店舗の庇や天幕における「見え方」の使い分け
  • ターポリンを屋外で使用する際の注意点

テント生地とフラット帆布の「光の通り方」を写真で比較!

テント生地とフラット帆布の透光の違いについてともなります。
「【徹底解説】テント生地とフラット帆布の違いとは?構造・光沢・用途の選び方 」 にて説明した違いが光を通す事で大きな違いが生まれます。
一般的よく出ているコットンライク調のテント生地と、フラット帆布と呼ばれる生地の赤い生地に光を通してみた様子の写真です。
写真だとなかなかとわかりづらいかもしれませんが、テントの方が均一に光が通っておりフラット帆布はムラがあり少し重たく感じます。

均一な明るさか、ムラのある重厚感か。店舗に合わせた選び方

店舗の庇等に使用するのであれば、なるべく均一に光が入った方が明るいイメージになりますし、あえてムラを出して雰囲気をつくる場合もあります。
どちらも天幕として使用可能な生地ですが、実際に取付をしてみるとかなり印象がかわってきます。

ターポリンとテント生地の耐候性の違い

また構成としては、業界的にいわゆるターポリンと装飾テント同じつくりなので、は同じような透過がみられます。
とはいえ、テント生地とターポリンは耐候性に大きな違いがあるので、ターポリンを屋外で使用するのはお避け下さい。
コットンライクな仕上げのテントと、艶有のテントについては、外観に違いがあるのみで他は同性能とお考え下さい。
株式会社 星野商店

この記事の監修・執筆

株式会社 星野商店

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