不燃材とは?

公開日: 2024.05.13

更新日: 2025.11.04

この記事でわかること

不燃材料とは?
「燃えない」は間違い?

不燃材料とは燃えない材料ではありません。燃えます。
これは、建築基準法のもとに国土交通大臣が認定した材料のことを指します。
別の生地で記載した17の材料で、以下の試験を行い条件を満したものとなります。

不燃材生地を燃やしたその後

不燃材料として認定される3つの条件

法律では、厳しい試験をクリアするために、下記の条件が定められています。

燃焼しないものであること
防火上有害な変形、融解、き裂その他の損傷を生じないものであること
避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること

特に2つ目の条件について、我々の業界の商品だと、ガラス繊維が燃え抜けずに残っている事がポイントとなっています。

「不燃」と「防炎」はどう違う?

よく不燃と防炎での比較見積もりや、「防炎じゃダメだったから不燃で」という話を聞きます。
本来であれば、難燃と不燃を比較すべきではありますが、火災を防ぐ安全性という意味合いで「防炎」より「不燃」が間違いないよね、という認識で話をされる場合が多いです。

不燃生地の間仕切りのイメージ

近年の我々の業界では、不燃認定をとりつつも建築物としてではなく、生地の柔軟性を活かしたカーテンや間仕切用途で使用される事が非常に多くなってきております。

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