フラット帆布とエステル帆布の違いとは?強度や厚みの勘違いを解説

公開日:2023年12月19日 / 更新日:2026年5月28日
「フラット帆布とエステル帆布、厚みがある方が丈夫なの?」「代わりにエステル帆布を使っても大丈夫?」と疑問に思っていませんか?
結論から言うと、この2つのベースとなる強度は全く同じです。最大の違いは「表面の仕上がり」と「法律適合(認定)の有無」にあります。
強度は同じ: エステル帆布は表面がデコボコしている分、厚く(丈夫に)見えますが、フラット帆布はそのデコボコを平らに潰しているだけなので重量も強度も変わりません。
フラット帆布の特徴: 表面がツルツルで意匠性が高く、防炎や防汚処理が施されているため、中大型テントによく使われます。
代用時の注意点: フラット帆布には「防炎」や「建築基準法」の認定番号があることが多いため、安易にエステル帆布で代用すると法律違反になるリスクがあります。
結局生地なんてどれも同じでしょ?
なるほど・・・理解しました。では分かり易くご説明いたしますね!
この記事のポイント
フラット帆布と呼ばれる商品とエステル帆布と呼ばれる商品の違いについてです。- 「厚み=強度」という視覚的な錯覚
- フラット帆布の「付加価値」
- 「物理的要件」と「法的要件」
大きく違う点は、見た目として表面がフラット(平らでつるつる)なのかデコボコしてザラザラなのかの違いがあります。
フラットに仕上げた事で意匠性が良くなり、中大型テント等に使用される様になった為、防炎処理や防汚処理が施されています。
基本的に5号帆布と呼ばれているタイプの商品をフラットに仕上げているので、数値でみた強度的には同じです。
厚みが違うという話も出ますが、エステル帆布は正面がボコボコしているのでその差です。
ボコボコを潰しているだけなので、重量的にはほぼ同じになります。
そこ厚みの差を見て分厚い=丈夫と考えるのはちょっと危険です。
例えば全く同じ素材のスマホケースで、片方フラットで、片方デコレーションして厚みが少し出ていた場合、どちらの強度があるかと考えたら、同じという事が想像できると思います。
用途としてはエステル帆布が使われる様な事は、フラット帆布は網羅できると考えていいと思います。
ただフラット帆布には、テント倉庫という用途があるので「防炎」や「建築基準法」に適合したという認定番号を持っている場合が殆どです。
ですのでフラット帆布の代替品として、エステル帆布を使用する場合には法律等に気を付けなければいけません。
ディッピング加工とは?エステル帆布のタフな強さと製造工程を解説



