導電性シートとは?帯電防止との違いやアース(接地)の重要性を解説

公開日:2023年3月30日 / 更新日:2026年6月1日
「導電性(どうでんせい)」とは、金属やカーボンなどの素材を用いて、物体そのものに電気を素早く流す性質を持たせた強力な静電気対策です。
導電性シートを現場に導入する際は、以下の仕組みと注意点を理解しておく必要があります。
- ・帯電防止との違い: 帯電防止シートよりも表面抵抗値が低く設計されているため、発生した静電気をより「瞬時」に逃がすことができます。
- ・アース(接地)が必須: 単にシートを吊るすだけでは電気が滞留してしまいます。アース線を引いたり地面に接地させたりして、静電気の「逃げ道」を確実に作ることが効果を発揮する絶対条件です。
- ・加工時の注意と寿命: 電気を通すカーボン素材が塗工されているため、高周波ウェルダーを使用するとスパーク(火花)が発生します。また、摩擦や経年劣化でこの塗工が剥がれると電気が逃げなくなるため、交換のサインとなります。
お客さんから『工場内の静電気をできるだけ無くしたいから、帯電防止よりもさらに強力な対策をしたい』って相談されたんだけど、そういう時は『導電性』のシートを提案すればいいんだよね?
なるほど・・・理解しました。導電性シートは電気を素早く流すため、非常に強力な静電気対策になります。ただ、表面にカーボンを使っているため高周波ウェルダーでスパークしてしまったり、確実に電気を逃がすための『道(アース)』を作らないと効果が発揮できないなど、扱い方に少しコツがいるんです。専門家のプロとして、失敗しない正しい使い方と仕組みをご説明しますね!
この記事のポイント
- 「帯電防止」の上を行く放電スピード
- アース(接地)をしないと意味がない
- 「スパークの危険性」と「物理的な寿命」
静電気対策
静電気対策の1つとして導電性というものがあります。
導電性は物体自体が電気を素早く流す性質を持ちます。
帯電防止と比較して、抵抗値が低いため静電気を瞬時に逃がすことができます。
代表的な導電性物質として挙げられるのは金属とカーボンです。
弊社でも扱いさせていただいている黒い格子柄の静電気対策フイルムは、カーボン素材が使用されています。
効果を得るにはシートからアースを引っ張ったり、地面に設置させる等をして、静電気の逃げ場となる導線をしっかりとつくる事です。
また理論上、導電性のカーボン塗工が残っている限りは効果があると考えられますが軟質塩ビの劣化による割れや、擦れによる塗工の剥がれで静電気を逃がす導線が成立しなくなると交換の時期です。
導電性は物体自体が電気を素早く流す性質を持ちます。
帯電防止と比較して、抵抗値が低いため静電気を瞬時に逃がすことができます。
代表的な導電性物質として挙げられるのは金属とカーボンです。
弊社でも扱いさせていただいている黒い格子柄の静電気対策フイルムは、カーボン素材が使用されています。
注意
電気を流す特性があるカーボン素材を表面に塗工してあるので、高周波ウェルダーの様な電気を流す機械を使用するとスパークします。効果を得るにはシートからアースを引っ張ったり、地面に設置させる等をして、静電気の逃げ場となる導線をしっかりとつくる事です。
また理論上、導電性のカーボン塗工が残っている限りは効果があると考えられますが軟質塩ビの劣化による割れや、擦れによる塗工の剥がれで静電気を逃がす導線が成立しなくなると交換の時期です。
表面抵抗値とは?帯電防止シートの静電気対策と基準となる数値を解説



