表面抵抗値

帯電防止を行う際には、導体表面の抵抗値を低く保つことが必要です。
帯電が発生すると、帯電した物体は静電気を帯びている状態となります。
その状態で周囲の物体や人体と接触することで放電現象が起こり、静電気の放電音や火花、電気ショックなどが発生する可能性があります。
また、電気製品や半導体などの精密機器に静電気が放電することで、損傷や故障が引き起こされることもあります。
その為、帯電防止のためには導体表面の抵抗値を低くし、静電気の発生や蓄積を抑制することが重要です。
表面抵抗値が低いと導体表面に蓄積された静電荷を容易に放電できるため、静電気の発生や蓄積を防止することができます。
一般的に、帯電防止の塩ビシートは表面抵抗値が10^11Ω~10^6Ωであることが多いです。
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