間仕切導入時に注意したいポイント

間仕切りカーテン・ブース導入前に知っておきたい4つの注意点

工場や倉庫の温度管理や快適性向上のため、低コストであと施工が可能な間仕切カーテン・ブースの導入が増えています。
ただし、設置環境や使い方によっては思わぬトラブルや不便が発生することも。導入前に必ず確認しておきたい4つの重要なポイントをまとめました。

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    1. 動線と作業効率の確保

    フォークリフトが行き交う動線を確保した間仕切り例

    出入りが多い場所では、作業者やフォークリフトがスムーズに移動できることが重要です。カーテンの開閉がしやすい仕様(マグネット式など)や、部分的にのれんカーテンを選定することで、作業効率を落とさず快適に利用できます。

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    2. 換気・湿気対策(結露・カビ防止)

    メッシュ窓や換気部材を併用した間仕切り例

    空間を仕切ることで暖房効率は向上しますが、同時に湿気がこもりやすくなります。対策として、メッシュ窓換気部材を併用し、空気の流れを適度に確保することが大切です。これにより、結露やカビの発生を防ぐことができます。

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    3. 安全基準(防炎・不燃)の確認

    防炎・不燃素材を使った間仕切り例

    火気を使用する場所や、火災リスクがある場所での安全性確保は最優先です。必ず管轄の消防に確認を行い、防炎素材不燃素材を選ぶことで火災リスクを低減します。万が一のトラブルに備えるためにも、適切な素材選定が必要です。

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    4. 視認性の確保(接触事故防止)

    部分的に透明素材を使った間仕切り例

    単純に空間を仕切ると、人や機械の動きが見えにくくなり安全上の危険が増します。全体または部分的に透明素材を使用したり、人の目線だけでも視認性を上げるように部分的な組み合わせることで、見通しを確保しましょう。接触事故だけでなく、内部での異変を早期に発見できます。

これらのポイントを踏まえて設計・素材選定を行えば、快適性と安全性を両立した間仕切り空間を実現できます。
目的は何のために間仕切を行いたいのか、現場の環境を教えて頂ければ、様々な素材からご提案させていただきますので、お気軽に最寄りの縫製業者様や弊社までご相談下さい。

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