保温と保冷

保温と保冷は、物体や空間の温度を一定に保つための方法です。
内容としては似ていますが、まず温度は温かいもから冷たいものへ伝わっていくという性質があります。
保温は、物体や空間の温度を保つために、外部への熱の流出を防ぐことを意味します。
温かいスープを保温性能のある生地でしっかり囲う事で、温度が外へ逃げて下がる事を防ぎます。
保冷は、物体や空間の温度を保つために、外部からの熱の侵入を防ぐことを意味します。
冷たいジュースを保冷性能のある生地でしっかり囲う事で、外からの熱が伝わる事を防ぎます。
どちらも方法としては、間仕切をすることで一定の効果があり、熱伝導率を下げることで更に向上させる事ができます。
熱伝導率が低い素材は、熱を伝えにくく、物体や空間の温度を一定に保つことができます。
空気がの熱伝導率が比較的低いため、単純にシート層+空気層を作る事で保温効果、保冷効果を高める事が出来ます。
断熱性のあるものや、遮熱性のあるものを組みあわせると宅配サービスの方が背負っているリュックやカバンになります。
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