この商品はPVCですか?

公開日: 2022.05.16
更新日: 2025.12.23

「この商品はPVC(塩ビ)ですか?」というお問い合わせをよく頂きます。
お客様が「透明なビニール」を探しているのか、それとも「丈夫なテント生地」を探しているのかによって回答のニュアンスが変わりますが、結論から言うと、弊社の取り扱う多くの製品は「PVCと他の素材の組み合わせ」で出来ています。

「この商品はPVCですか?」への回答

答えは「半分Yes」です。
弊社で扱っている多くのシート(特に糸が入っているもの)は、塩ビ(ポリ塩化ビニル / PVC)ポリエステル(PEs)の両方を使用しています。
単一の素材でできているのは、糸が入っていない透明なフィルム(アキレスヴィニラスなど)の場合がほとんどです。

PVC単体のフィルムとポリエステル糸入りPVCシートの比較

単一素材ではなく「複合素材」である理由

糸入りのシート(ターポリンやメッシュシートなど)は、サンドイッチのような構造になっています。
中心に「ポリエステル繊維」で織られた布(基布)があり、その両面を「PVC樹脂」で挟み込んだり、コーティングしたりして作られています。

ポリエステルの役割:強度を保つ「骨組み」
PVCの役割:水や風を通さない「壁」

この2つが合わさることで、ただのビニールよりも遥かに強く、丈夫なシートが生まれるのです。

ポリエステル基布をPVCで挟み込んだシートの断面

一般的なシートと不燃シートの違い

同じように見えても、燃えにくい「不燃材料」の場合は、中の繊維が異なります。
一般的なシートはポリエステルを使用しますが、不燃シートは熱に強いガラス繊維(グラスファイバー)を使用しています。
ガラス繊維に塩ビ樹脂をコーティングすることで、火災時に燃え広がらない性能を持たせています。

種類 骨組み(基布) コーティング(樹脂) 特徴
一般的なシート
(防炎・糸入り)
ポリエステル
(PEs)
ポリ塩化ビニル
(PVC)
柔軟性があり、加工しやすい。
強度が強い。
不燃シート ガラス繊維
(Glass Fiber)
ポリ塩化ビニル
(PVC)
燃えにくい。
折り曲げに弱く、跡がつきやすい。

見た目で分かる素材の見分け方

単純に「透明なビニール」という認識であれば、「PVC(塩ビ)」の一言で済みますが、商品によっては「PVC+何か」という事になります。
ざっくり言うと、弊社のメイン商材である「デルマ」などの糸入りシリーズは、ポリエステルを格子状にしたネット状のもののオモテとウラからフィルムを貼付けたものになります。

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