冷凍倉庫や寒冷地に!ビニールカーテン「耐寒・柔軟仕様」の特徴

耐寒・柔軟仕様の生地について2サムネ

公開日:2023年3月20日 / 更新日:2026年6月23日

軟質塩ビ(ビニールシート等)を寒冷地や冷凍倉庫で使用する際は、0℃以下でも硬化や割れを防ぐ「耐寒仕様」「柔軟仕様」の生地を選ぶことが重要です。

  • ・一般的な軟質塩ビの弱点: 使用温度の目安は0℃以上です。0℃以下の環境では硬質塩ビのように硬くなり、衝撃を与えると割れてしまうリスクがあります。
  • 耐寒仕様の特徴: 氷点下などの厳しい寒さの中でも柔軟性が落ちにくく、シートの硬化や割れを防ぎます。
  • 柔軟仕様の特徴: 可塑剤の量を調整し、厚みのある生地でもカーテンとして扱いやすい柔らかさを保ちます。ただし、夏場は柔らかくなりすぎる(ダルっとする)点に注意が必要です。
熊谷 熊谷
お客さんから『冬場の朝一番にビニールカーテンを開けようとしたら、シートがパリッと割れちゃったんだけど!』って相談を受けたんだけど、塩ビって寒さに弱いのかな?
川畑 川畑
なるほど・・・理解しました。一般的な軟質塩ビは0℃以下になると、硬質塩ビのようにカチカチに硬化してしまうんです。寒冷地や冷凍倉庫などで使う場合は、寒さでも硬くならない『耐寒仕様』や、厚みがあっても扱いやすい『柔軟仕様』の生地を選ぶ必要があります。それぞれの特徴と注意点を分かりやすく解説しますね!
この記事のポイント
  • 「0℃の壁」と冬場の割れリスク
  • 「耐寒」と「柔軟」の役割
  • 「夏場のデメリット」

耐寒仕様と柔軟仕様の特徴

一般的に軟質塩ビの使用温度範囲は0℃以上とされていますが、実際には湿度や使用環境によって変化する場合があります。

耐寒仕様

 通常0℃以下の様な環境だと氷の様にとまではならなくとも、かなり腰があるような硬質塩ビに近い感じになってきます。
 寒冷地での朝一番で強い衝撃を与えるとシートが割れたという話も聞いた事があります。
 そういった環境でも柔軟性が落ちにくいのが耐寒仕様となります。

柔軟仕様

 厚みがある生地だと、どうしても腰が出てしっかりした仕上りとなり、柔軟性が落ちてしまいます。
 特に反発が強くなるとカーテンとして使用するのはかなり使いづらいです。
 そうなると軟質塩ビの特徴である現場に合わせて切ったり貼ったり、カーテンとして使用するという事が難しくなります。

メリットとデメリット

寒冷地や冷凍倉庫の間仕切やカーテンとして使用しやすい様に、より柔軟性が出る様に可塑剤の含有量を多くしたりいいものを使用することで機能性を持たせています。
また冬場の加工時や寒冷地での現場施工時でも柔軟性が高いので扱いやすいというメリットがあります。
逆に夏場は少し柔らかくなりすぎてダルっとしている印象を与えます。
耐熱と同じく、こちらも塩ビという素材を外すと新たな選択肢が生まれます。
株式会社 星野商店

この記事の監修・執筆

株式会社 星野商店

産業用繊維資材の卸売をはじめ、加工製品の製造から現場施工までをトータルに手掛ける専門企業です。「全従業員の幸福のため、産業用資材をご利用していただくお客様のために、品質・利便性・迅速を追求し、安心をお届けする」という理念のもと、長年培ってきた専門的な知見と確かな技術力で、現場のあらゆる課題解決をサポートします。

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