複合シート

保温や保冷の間仕切やカバー、ボックスとして使用するのにおススメさせていただくシートに多層構成の複合シートがあります。
シート単体ではなく、いくつかのシートを組み合わせて出来たシートとなります。
複合シートは複数の機能性シートを層にして1枚のシートして扱った生地となります。
それぞれの機能性の得意分野を組わせたり、弱点を補うような構成にすることでより広い用途や、より問題対策へ解決と繋がる特徴を得る事ができます。
身近なところだとお布団をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
保温層である綿や羽毛をそのまま布団として、体に掛ける大変な事になります。
また肌触りのよい生地を1~2枚かけてもきっと寒いという事が想像できると思います。
構成としては布/羽毛/布の層となり、1枚のシートとなっています。

万能の様な複合シートの気を付けなければいけない点もあり『防炎や難燃素材を使用して構成されている。』という点です。
各々としては認定を取得しているが、複合シートとしては取得していないや、SDS(安全データシート)についても各素材としてはあるが複合シートとしては無い事が多い点です。
また別々の素材をミシンや超音波で組み合わせている為、端部の処理や、製品加工する際の手間や厚みがある分あまり小さいものの加工が難しい点があります。
ただ通常では対策が難しい問題に対して、提案と対応がしやすいという大きなメリットがあります。
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