D550H デルマ550H

  • 防炎
  • 高耐候
  • UVカット
  • 切売可能

防炎糸入りフィルムの定番品のデルマ550Aに高耐候の効果を付与したものとなります。屋外使用可能です。
※天幕には使用しないで下さい。
デルマクリアカーテン


施行事例


※画像をクリックすると大きく表示されます。
工場内、室内の空間を仕切る間仕切としてだけでなく、屋外用途としても使用可能な糸入フイルムです。通常のビニールと比べて紫外線に対して強い耐候性をもつ配合をしています。
通常のビニールだと紫外線により劣化して黄変して(黄色に変色)透明度がなくなり視認性が落ちてしまいます。また可塑剤(柔軟剤)が抜けにくくなり柔軟性を保持することができます。
屋外との境目、屋外での大規模のカーテンとして使用できます。
単純にD350Hと比べてさらに高耐久の生地とお考え下さい。
このフイルム自信も紫外線カット(UVカット)出来るので視認性が必要で屋外で保管する事になるものに対して非常に有効です。書店の出入口での雑誌の日焼け防止や屋外保管する道具等です。
※天井幕(テント用途)としての使用はできません

デルマシリーズ

透明ビニールカーテンや糸入り透明ビニールカーテンに防炎はもちろん、帯電防止や耐寒・耐候性能などさまざまな機能性を付与された生地が一目で確認できます。
デルマシリーズは全商品防炎機能付き。また帯電防止や高耐候など様々な機能性糸入りフイルムも御座います。

デルマ550H糸目

18㎜のクレネットという格子条のネットをフィルムで挟んでいるので視認性、強度を持つことができます

耐候性実験

ビニールカーテンによく使用される材料の透明と糸入りフイルムを4年間屋外に放置してみました♪
自社製品のデルマシリーズ350H・550Hをはじめ耐候機能が付与された商品が数多くあります。
そこで今回はそれらを扱う問屋として比較データを独自で収集してみました。
また、耐候性能が付与されてない商品の比較も今回おこなってまいります。

先ずは、1年ずつ3年目までの放置した結果と最後に約4年間放置した生地と新品の生地比較をご覧ください。

紫外線

塩ビ樹脂の劣化は、主に直射日光・紫外線と言われるものによって光酸化劣化(ひかりさんかれっか)と汚染物付着による外観上の汚れによるものが大きな要素と思われますが、地域の環境差によっても寿命が大きく左右される事もあります。
例えば紫外線の強い海周辺やスキー場などの照り返しが強い場所、また、工場や交通量が多い場所など劣化促進を促す場所と、一般住宅などの周辺環境の差を言います。
主に劣化の原因で紫外線は勿論、熱・放射線・オゾン・電気的・機械的。科学的。微生物に加え酸素・湿気・ひずみなどが付随して劣化を促進させます。
色んな原因がありますが、一番多い要因として塩ビが熱及び紫外線により酸化され、反応が進むと黄変します。

ちなみに、デルマ350Hと550HはUVカット率が99%以上でUV-A:315ナノミクロン~380ナノミクロン、一般的に日焼け・シミ・タルミ等を誘発される紫外線です。
+紫外線をカットさせるので蛍光灯などの光に寄ってくる虫に対しても防虫効果があります。
通常の糸入り透明は2年相当で黄変~茶変しているのに対し、550Hは5年相当でもほぼ変色がありません。

黄変

デルマ350H/2年目
デルマ550H/2年目
①加工時の熱履歴による変色。
②屋外暴露での紫外線劣化による変色 の2つがあります。
①を防ぐために安定剤を添加しており、②を防ぐ場合には紫外線吸収剤を添加することがあります。
また、透明フィルムを生産する際、メーカーによってはほんの少し青色に着色(ブルーイング)することで黄変を隠し、スッキリした透明感に仕上げることがあります。

デルマシリーズは可塑剤が多く柔らかく加工がしやすい通常の糸入りに比べると耐寒性が勝る耐候性も大変優れ、国内フイルムメーカー仕様の為、透明度がいいです。

デルマ550Hの梱包姿

星野商店と言えばデルマ!

機能性・スペックテーブル

メーカー名 株式会社星野商店
厚み 0.55t
生地幅 2050㎜
原反巻数 30m乱
素材 塩ビ
質量 680g/㎡
抗張力 196×196(N/3㎝)
伸度 16×27(%)
引裂強力 98×98(N)
カラー 透明
機能性
  • 防炎
  • 高耐候
  • UVカット
  • 切売可能
認定番号 防炎認定番号F-28003/防炎物品試験番号A-2160003

機能性アイコン凡例

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